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ライトオン、最終赤字4億7200万円、前期単独、資産除去債務を適用。(IFRIC1号)

IFRS
カジュアル衣料のライトオンが27日発表した2010年8月期の単独最終損益は4億7200万円の赤字(前の期は8億5000万円の黒字)だった。従来予想は9億8000万円の赤字。販促計画の見直しなど経費削減効果で赤字幅を縮小したが、個人消費の落ち込みや値下げ競争の激化が響き黒字化には至らなかった。1980年の創業以来、初めて最終赤字となった。

売上高は前の期比14%減の870億円。消費環境の悪化に加え、今年は天候不順により夏物や秋物などの季節衣料の展開が苦戦。汗を吸収し素早く乾くシャツやストレッチ素材のジーンズなど高機能素材を使った商品を投入したが、全体的な売り上げの底上げにつながらなかった。値下げ競争の激化で客単価も減少、経常利益も同56%減の12億円だった。

2011年8月期も個人消費の不振など引き続き厳しい状況が続くと予想。資産除去債務に関する会計基準の適用で約25億円の特別損失を計上することもあり、今期の税引き利益は21億円の赤字。売上高も5%減の830億円を見込む。年間配当は5円(前期は10円)を予定している。

(ライトオン、最終赤字4億7200万円、前期単独、経費削減も及ばず。
2010/09/28  日本経済新聞 地方経済面 茨城)

   +++

■国際会計基準では

IFRIC解釈指針第1号「廃棄、原状回復及びそれらに類似する既存の負債の変動 (Changes in Existing Decommissioning, Restoration and Similar Liabilities)」
より引用します。

【原文】karaoke
Consensus
4 Changes in the measurement of an existing decommissioning, restoration and similar liability that result from changes in the estimated timing or amount of the outflow of resources embodying economic benefits required to settle the obligation, or a change in the discount rate, shall be accounted for in accordance with paragraphs 5–7 below.

【訳】
合意事項
第4項 債務の決済に必要となる経済的便益を具現化する資源の
流出の時期もしくは金額の見積りの変更、または、
割引率の変更によって生じる、
廃棄、原状回復及びそれらに類似する既存の負債の測定額の変動は、
下記第5項から第7項までに従って会計処理しなければならない。

【原文】
5 If the related asset is measured using the cost model:
(a) subject to (b), changes in the liability shall be added to, or deducted from, the cost of the related asset in the current period.
(b) the amount deducted from the cost of the asset shall not exceed its
carrying amount. If a decrease in the liability exceeds the carrying amount of the asset, the excess shall be recognised immediately in profit or loss.
(c) if the adjustment results in an addition to the cost of an asset, the entity shall consider whether this is an indication that the new carrying amount of the asset may not be fully recoverable. If it is such an indication, the entity shall test the asset for impairment by estimating its recoverable amount, and shall account for any impairment loss, in accordance with IAS 36.

【訳】
第5項 関連資産が原価モデルを使用して測定される場合、
(a) (b)を前提に、負債の変動は、当期に関連資産の原価に加算または減額しなければならない。
(b) 資産の原価から減額される金額は、その簿価を超えてはならない。
負債の削減額が資産の簿価を超える場合、
超過額は即時に、損益として認識しなければならない。
(c) 上記の調整が資産の原価の増額を生じる場合、
企業は、これが資産の新しい帳簿価額が十分には回収可能でない
ことを示す兆候であるか否かを考慮しなければならない。
もしそのような兆候である場合には、
企業は、その回収可能価額を見積もることによって、
その資産について減損テストを実施し、減損損失があれば、
IAS第36号「資産の減損」に従って処理しなければならない。

■きょうの単語
embody [embɑ'di] 【他動】 ~を具体化(具象化)する
subject to ~を条件(前提)として
indication [i`ndike'iʃn] 【名】 暗示するもの、兆候

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