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ハニーズ、3500万円の最終赤字に、6~8月、資産除去債務適用。(IFRIC1号)

IFRS
婦人服製造小売り大手のハニーズが28日発表した2010年6~8月期連結決算は、最終損益が3500万円の赤字だった。前年同期は2億1900万円の赤字。本業の採算は回復したが、資産除去債務の会計基準の適用などで合計7億2200万円の特別損失を計上したため。

売上高は前年同期比3%増の142億円。既存店は来店客数が2%弱増えたのに伴い、1%弱の増収を確保した。期中に3店を出店したのに対して、29店を閉鎖。8月末時点の国内店舗数は861店になった。

営業利益が7億6000万円と前年同期の19倍になった。経常利益は前年同期の38倍の7億6300万円。猛暑でワンピースなど夏物衣料が伸びたうえ、販売費・一般管理費の削減が奏功した。店舗の立地に応じて品ぞろえを変え、人気商品を投入するなどで採算を改善、売上総利益率は1・1ポイント向上した。

(ハニーズ、3500万円の最終赤字に、6~8月、資産除去債務適用。
2010/09/29  日本経済新聞 朝刊)

   +++

■国際会計基準では

IFRIC解釈指針第1号「廃棄、原状回復及びそれらに類似する既存の負債の変動 (Changes in Existing Decommissioning, Restoration and Similar Liabilities)」
より引用します。

【原文】karaoke
Consensus
4 Changes in the measurement of an existing decommissioning, restoration and similar liability that result from changes in the estimated timing or amount of the outflow of resources embodying economic benefits required to settle the obligation, or a change in the discount rate, shall be accounted for in accordance with paragraphs 5–7 below.

【訳】
合意事項
第4項 債務の決済に必要となる経済的便益を具現化する資源の
流出の時期もしくは金額の見積りの変更、または、
割引率の変更によって生じる、
廃棄、原状回復及びそれらに類似する既存の負債の測定額の変動は、
下記第5項から第7項までに従って会計処理しなければならない。

【原文】
5 If the related asset is measured using the cost model:
(a) subject to (b), changes in the liability shall be added to, or deducted from, the cost of the related asset in the current period.
(b) the amount deducted from the cost of the asset shall not exceed its
carrying amount. If a decrease in the liability exceeds the carrying amount of the asset, the excess shall be recognised immediately in profit or loss.
(c) if the adjustment results in an addition to the cost of an asset, the entity shall consider whether this is an indication that the new carrying amount of the asset may not be fully recoverable. If it is such an indication, the entity shall test the asset for impairment by estimating its recoverable amount, and shall account for any impairment loss, in accordance with IAS 36.

【訳】
第5項 関連資産が原価モデルを使用して測定される場合、
(a) (b)を前提に、負債の変動は、当期に関連資産の原価に加算または減額しなければならない。
(b) 資産の原価から減額される金額は、その簿価を超えてはならない。
負債の削減額が資産の簿価を超える場合、
超過額は即時に、損益として認識しなければならない。
(c) 上記の調整が資産の原価の増額を生じる場合、
企業は、これが資産の新しい帳簿価額が十分には回収可能でない
ことを示す兆候であるか否かを考慮しなければならない。
もしそのような兆候である場合には、
企業は、その回収可能価額を見積もることによって、
その資産について減損テストを実施し、減損損失があれば、
IAS第36号「資産の減損」に従って処理しなければならない。

■きょうの単語
embody [embɑ'di] 【他動】 ~を具体化(具象化)する
subject to ~を条件(前提)として
indication [i`ndike'iʃn] 【名】 暗示するもの、兆候

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