« 財務諸表の簡素化案発表(IAS34号) | トップページ | 横浜ゴム、決算期を12月に変更 国際基準適用に備え (IAS27号) »

年金制度変更で特損相次ぐ サンエーイン、今期最終60億円赤字 ニチレイ、今期純利益は一転減益に(IAS19号)

IFRS
サンエー・インターナショナルは21日、2011年8月期の連結最終損益が60億円の赤字(前期は14億円の赤字)になりそうだと発表した。従来予想は7億円の赤字。厚生年金基金の脱退に伴う特別掛け金のほか、東京スタイルとの経営統合に絡む諸費用など53億円の特別損失を計上する。

同社や一部子会社が加入する大阪織物商厚生年金基金を来年3月までに脱退する方針を決定。これに絡み脱退特別掛け金50億円が発生する。

来年6月に予定する東スタイルとの経営統合をにらんで財務の健全化を進める狙いとみられる。このほか、経営統合に関連した費用3億円などを特損として計上する。

売上高は前期比4%増の1045億円、営業利益は57%増の13億円を見込む。足元の販売動向が計画通りに推移しているため従来予想を据え置いた。

ニチレイは21日、2011年3月期の連結純利益が前期比30%減の63億円になる見通しと発表した。従来予想は微増の91億円だったが、一転減益となる。年金制度の変更に伴い、特別損失を68億円計上するためだ。

確定給付型の企業年金を終了して、その分を確定拠出型年金に切り替えることで、未認識債務を一括償却する。退職金制度も変え、引き当てを行う。

一方で、ニチレイが保有する土地に東京都が道路や下水道を設置するため、区分地上権を設定。この補償金として30億円を都から受け取り、特別利益を計上する。税金費用の減少もあり、前期に比べた純利益の減少額は差し引きで28億円となる見込み。

売上高は1%減の4352億円、経常利益の4%増の160億円を見込み、これまでの見通しを変えなかった。

(年金制度変更で特損相次ぐ
サンエーイン、今期最終60億円赤字 ニチレイ、今期純利益は一転減益に
2010/12/22  日本経済新聞 朝刊)

   +++

■国際会計基準では

公開草案「確定給付制度 IAS第19号の修正提案
(Defi ned Benefit Plans - Proposed amendments to IAS 19)」

(2010年4月)(日本語訳)より引用します。

【原文】karaoke
Recognition: statement of comprehensive income
61 An entity shall recognise changes in the net defined benefit liability (asset) in the statement of comprehensive income, except to the extent that another Standard requires or permits their inclusion in the cost of an asset.

【訳】
認識:包括利益計算書
61 企業は、確定給付負債(資産)の純額の変動を
包括利益計算書に認識しなければならない。
ただし、他の基準が当該給付を資産の原価に含めることを
要求又は許容している範囲を除く。

■きょうの単語
inclusion [inklu'ːʒən] 【名】 含めること

にほんブログ村 英語ブログ 英語で仕事へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

与謝野馨 ホワイトデー 舛添要一

|

« 財務諸表の簡素化案発表(IAS34号) | トップページ | 横浜ゴム、決算期を12月に変更 国際基準適用に備え (IAS27号) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1269050/38171314

この記事へのトラックバック一覧です: 年金制度変更で特損相次ぐ サンエーイン、今期最終60億円赤字 ニチレイ、今期純利益は一転減益に(IAS19号):

« 財務諸表の簡素化案発表(IAS34号) | トップページ | 横浜ゴム、決算期を12月に変更 国際基準適用に備え (IAS27号) »